奄美市の
取り組み

奄美市の産業創出およびフリーランス支援等の取り組み

奄美市の紹介

鹿児島本土と沖縄のちょうど中間地点に浮かぶ奄美大島は、
鹿児島市から南に380kmに位置し、全国の離島の中で3番目に大きな島です。

奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、喜界島、徳之島、沖永良部島、ヨロン島の
有人8島を有する奄美群島の中で、名瀬市・笠利町・住用村が合併して現在の奄美市となっています。

日本で2番目に大きいマングローブの森、
奄美特有の亜熱帯の植物が生い茂り、稀少な生物が生息する天然の森、
金作原原生林など、ユネスコの世界自然遺産登録を目前とされている奄美大島において、
評価されている多様性が体感できるスポットを有しています。

こうした自然とインフラ基盤が整った都市機能がコンパクトな形で共存している奄美市。
主要な都市からのアクセスもよく、東京からは約2時間のフライトです。
亜熱帯海洋性気候で、四季を通じ温暖ですが、年間を通して雨が多いのが特徴です。
そんな恵みの雨の恩恵を受けた豊かな自然と文化に囲まれながら、
暮らしを大切にする生き方が大切にされています。

そんな離島での生活も、インターネットの普及により大きく変わってきました。
奄美市では、離島の不利性を克服する産業として、
市内における就労機会の確保を行うとともに
「テレワーク」や「フリーランス」、「副業推進」など
新たな働き方を実現するための環境整備などを推進しています。


奄美市の取り組み

雇用(働く人)支援

「島で働きたい」という希望の実現を支援するため、新卒採用者に対する支援や雇用前における職場体験(インターンシップ)の機会づくり、就職活動などに有利となる技能に関する研修会などを、国の制度・施策も活用しながら、進めていきます。

また、子育て世代やシルバー世代、障がい者の就労支援などについても、従来の役所的縦割り構造に横串をさし、横断的な取組の実現に努めます。

●新卒ルーキー家賃補助金
●就業体験支援補助金
●職場見学バスツアー事業

 

雇用(事業所)支援

「働き方改革」は雇用する側・される側の相互にとって幸せな形でなければなりません。そのため、「働きやすい職場づくり」に取組む事業者を応援します。
また、緊急的に取組むべき「働き手確保」に向けては、資格取得に対する支援のほか、首都圏などでの人材誘致機会を創出し、解決に向けた取組を進めます。

●高卒ルーキー雇用奨励補助金
●働きやすい職場づくり応援事業補助金
●UIターン向け雇用者確保事業
●キャリアアップ助成金

 

起業家的人材支援

夢を実現する形として起業を目指す方々にとって、起業に向けた財務や経営といった知見は必要不可欠です。そのため、独立行政法人奄美群島振興開発基金などとも連携し、起業を目指す人々の後押しとなる事業を展開することで、「仕事がないなら仕事を創る」という熱い思いを持った人々を応援します。

●事業(あまみ創業塾、創業支援助成金)

 

チャレンジする企業支援

一つひとつの事業者は小さくても、みんなで手を取り共同で仕事を受注する事例も奄美市にはあります。より先進的な技術を導入し受注競争力を高めようとする事業者、事業拡大や第二創業などにチャレンジしようとする事業者を応援します。
また、そのために必要な環境整備も進めていきます。

●ICT先進技術習得事業

 

多様な働き方支援

平成28 年からスタートした「フリーランスが日本一働きやすい島化計画」により、それぞれの生活にあった活動を行う人々が定着しつつあります。今後は,次の段階としてより働きやすい環境の整備をはじめ、フリーランス個々の目標などに応じた支援に努めます。

●フリーランス支援事業
「フリーランスが最も働きやすい島化計画」を策定し、住民のフリーランス育成を行なうために開催する、奄美市オリジナルの教育プログラム『フリーランス寺子屋』を展開

フリーランスが最も働きやすい島化計画


●WorkStyle Lab管理運営
Work Style Labo Inno

 

定住促進住宅・空き家紹介

地域の活性化と地域コミュニティの育成を目的として、その担い手となる方々に提供する『定住促進住宅』の整備を進めています。定住促進住宅は、地域において空き家となった民家を市が借り受け、公的住宅として提供するものです。

 

企業誘致

市内に住所及び企業施設を有しない企業が、市内に新たに企業施設を設置する場合や、市内に住所を有する企業が事業の規模拡張等を行う場合に、企業立地等促進条例に基づく支援を行っています。